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名古屋生活クラブが考える事


食品の安全性について

竃シ古屋生活クラブ  代表 伊澤 眞一

● これからの日本人
安全性について考えてみる場合、本当は難しい論文など読む必要ないはずです。
日本は諸外国に比べアスベストの規則が10年以上遅れました。規制の遅れを原因に、これから何万人〜何十万人のガン死亡者がでるのか…。このことだけでも充分なはずです。日本にはこういった証拠が出揃っていても、業界、国は動きませんでした。それだけではなく、マスコミも今は正義のように追求していますが、以前はどうだったのでしょうか?学者は、医者は、どうだったのか?お寒い限りではないでしょうか?

● 利益を中心とした社会の中で
でも、彼らの立場に立ってみると、分からなくもありません。
法律などで規制する≠アとで利益を生産できればよいですが、利益をなくすことにつながるなら大変です。規制は、安全より利益に基づいて決められているといってもよいのではないでしょうか。また、一部の良心的な学者が発言したとしても、いったいそれを多くの国民が知識もない状態で支持するのでしょうか?現状は良心的な学者が浮いて¥Iってしまう可能性が高いのではないでしょうか。結局、利益中心社会で安全を守る≠ニうのは至難の技です。
こういう状況の中で、名古屋生活クラブは安全の側に重点を置き発言していくつもりです。「安全オタク」「宗教みたい」と感じられてしまうことも多いので、「論文」という形で客観的な正当性が、ある程度保証されている事柄を伝えていこうと思っています。

● 進歩する社会での立場
科学の知見は日進月歩。昔の論文で安全だった物質が発ガン性をもっていたり、免疫毒性をもっていたり、動物を替えることで結果が変わることも多いのです。
トリプファン事件(死者38人)のように、人間にだけ毒性をもつ物質もあります。化学物質の安全性に絶対的なことはないのです。絶対的なことはその逆で、農薬でも薬でも、何らかの毒性が必ずあるものなのです。
ラットを使った発ガン性試験は、ほとんどの場合、104週間で打ち切って結果を見るのですが、自然死まで待って、解剖をしてみると、120週目位から発ガンが多く出ている(イタリア、ラマツィーニ財団の研究)ことが分かりました。又、発ガン性試験で発ガンがみられていなくても、DNA(遺伝子)の損傷が多く見られることも、多いのです。現在の安全性審査は、ほとんど真っ黒の物質を規制するのがせいぜいで、灰色の物質は、規制の対象になりません。こういう現実をふまえて、私達、名古屋生活クラブは、「情報公開」を進めて、販売には不利な情報も公開していくつもりです。



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