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■高橋さん(高橋徳治商店)講演会の報告

名古屋生活クラブ スタッフ 樅木涼子が報告します。

宮城から高橋徳治商店の3代目社長高橋さんをお招きして2007年7月8日に交流会を開きました。

名古屋生活クラブではおなじみの高橋さんの練り物

高橋社長は、マイクを使わずにパワフルな声で身振り手振りジョークを交えながらお話を始められました。

スーツの話から始まり、手間をかけてこだわって作られた物の良さ、魚も野生生物であり、それをいただいていること、これからの時代は魚が重要な食料だということをお話していただきました。自分も分かっているようで分かっていなかったことでした。



スライドを使って解説する高橋さん
↑スライドを使って解説する高橋さん
マダラ、スケソウダラ、油ツノザメ、ワラズカ
↑上から マダラ、スケソウダラ、
油ツノザメ、ワラズカ

途中からスライドを見ながらのお話で、作業工程の写真や菌検査の様子や扱っている魚の写真を見ることができました。

笹かまぼこの作業工程のスライドを見ながら、高橋社長は「本当によくできたって思えるものは年に1度くらいだ。味・風味の良さが焼いたときの色でわかる。」とおっしゃいました。高橋社長は見ること、匂うことで出来の良さや材料の質がわかる・・・本当にプロです。

高橋社長は添加物にも詳しい方で、添加物のお話のために用意した市販のハムや冷凍食品やファーストフードを、断面や中身を見せながら添加物についてお話され、冷凍のカキフライでは「こんなに小さなカキが入っているんですよ。しかも水ぶくれさせて大きく見せているんです。」など食品の裏話をされました。また、コンビニで販売される弁当のご飯には化学合成のグリシンが保存料としてたくさん入っており、表示には「アミノ酸等」となっていることを聞き、コンビニ弁当をよく食べていた私としては怖くなりました。他には、某ファーストフード店のバーガーに入っている白身フライが実は、押し寿司のように何層にも重ねた白身を薄く切ったものだと知り、「騙された!」と思いました。実際に見て聞いて分かることも日常に流されて理解することを遠ざけているのかもしれません。


植物性生クリームを作っているところです。簡単に出来てびっくり!!
ブイーン… あっ!ちょっと重くなったかな。 約1分で完成!なんか化学的で食べたくないな。


魚の切り身などを重ねるとき使われる接着剤です。たくさんの化学物質が入っています
 

今回のお話の中で驚いたことは、植物性の生クリームの原料でした。「植物性」と聞けばなんか体にいいかも しれないとか、カロリー低いかなとか思ってしまいがちです。しかし、その正体はカゼインナトリウム(粉)と 水と油で、フードプロセッサーにかけるとすぐに出来上がってしまうのです。他に添加物を色々入れてしまえば 生クリームの味になってしまうなんて…私達はまんまと騙されてしまっていたのです。他にも肉のエキスの粒か らカップラーメンや冷凍食品の肉が出来ていることを聞いて、本来の味に鈍感になってしまっている自分に気づ くことが出来ました。

今回、食の大切さ、またそれを子供に伝えることの大切さだけでなく、人と向き合って接することで人の傷み をわかることの大切さ、広い視野で食を見直すことを高橋さんから学びました。

高橋さんは、“添加物は使わない”という自分の信念を貫き通しておられる尊敬できる方でした。



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