矢沢さんが作る伝統的な京豆腐
京都府長岡京市にあるあらいぶきっちんはこじんまりとした加工場で、本物の豆腐を作っています。店主の矢沢さんは20代の頃から本来の食を追求してきた人。添加物一切不使用、大豆・水・にがりを厳選し、伝統的な京都のお豆腐を作っています。
矢沢さんの豆腐は、ほんのりとした大豆の甘み、さっぱりした旨み、きめ細かく滑らかな舌ざわりの3点が特徴。豆乳の使用量が多いから、お豆腐本来のしっかりした味が楽しめます。
おいしい!そのわけは
豆腐作りは呉汁(水に浸した大豆をすりつぶしたもの)を弱火で加熱することから始まります。このとき釜から泡が吹きこぼれるのを防ぐため、ふつうの豆腐メーカーは消泡剤(グリセリン脂肪酸エステルなどの合成洗剤の類)を投入します。消泡剤が大豆の油を乳化して取り込むためコクのある豆腐ができますが、安くてまずい輸入大豆で作った豆腐をおいしく見せかけるための詐術にすぎません。合成洗剤など使わないために矢沢さんは、次から次へと生じる大量の泡を目の細かい網で黙々とすくい取っています。労を惜しまず嘘ごまかしのない矢沢さんの職人気質が生み出すお豆腐です。 |