環境放射能は恐ろしい勢いで広がっています。
文部科学省公表のデータを添付します。原子力安全技術センター、日本原子力研究開発機構、文部科学省などの移動測定車が測定したデータを文科省がまとめたものです。
F1-1の北西方向30kmの汚染レベルは16日夕方はまだ5〜8μ」Sv/hでしたが、その後急激に上がりだし、17日〜18日には40〜140μSv/hで推移しています。
画像を見るとこの時期北西向きの風が影響したと考えられます。
いづれにせよ、福島市を含め、危険な状態になっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/index.html
http://eq.yahoo.co.jp/
以下、このデータを要約すると以下のようになります。(単位はμSv/h)
測定点 31(西北西セイホクセイ30km) 32(北西ホクセイ30km) 33(北西ホクセイ30km)
測定ソクテイ日ビ 時間ジカン/測定値ソクテイチ 時間ジカン/測定値ソクテイチ 時間ジカン/測定ソクテイ値チ
3月16日 16:15/7.5 16:25/5.5 16:30/7.5
3月17日 13:10/58.6 13:10/167 13:23/91.8
3月17日 13:45/59.3 14:00/170 14:17/95.1
3月17日 14:44/61.6 15:00/158 15:15/78.2
3月18日 12:20/45.0 13:32/150 13:45/52.0
3月18日 13:20/45.0 12:33/140 なし/なし
この他、福島市(北西65km)午前0時:12.7μSv/h
宮城県女川 (北東120km)午前0時:2.8μSv/h
茨城県北茨城市 午前11時半:1.13μSv/h
栃木県那須市 午前5時:1.17μSv/h
昨日のヘリコプターによる放水と同様、今日の自衛隊等によるF1-3に対する放水は殆ど効果が無かったと思われます。
燃料貯蔵プールが 1400m3 あるのに、放水量が30〜50m3程度では、効果があるはずもありません。
本日、政府は 今回の事故のレベルを これまでのレベル4からスリーマイル事故と同じ、レベル5に引き上げました。
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