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海水汚染

 

いよいよ海の汚染が話題になってきました。

これは、炉心冷却に海水注入を始めた当初から予想されたことです。東電は、冷却プールへの注水がもれたものが海に流れたかの様に云っていますが、ごまかしです。

今日のTV画像を見ると原発放水口から大量の水が流れています。

タービン建屋の冷却システムが回復していないのに、放水口から大量の水が出るはずがありません。これは、炉心冷却と燃料プール冷却に注入された海水が、垂れ流しされているからだと思われます。当然、大量の放射能が含まれます。

今日の発表で、海水から基準の1250.8倍のヨウ素131が検出された原因が、先日作業員被曝の原因となったタービン建屋の水溜りからの漏れであるかの様に云っていますが、全くのごまかしです。

以下、文科省の発表まとめ。

ヨウ素131の原子炉等規制法による海水濃度規制基準は 40Bq/Lのようです。

 22日採水(放水口南16km):16.4倍=656Bq/L

 24日採水(沖合30〜45km):最大59.1Bq/ml=59100Bq/L(1447倍)

 24日採水(放水口330m):104倍=4160Bq/L

 25日採水(放水口南330m):1250倍=40×1250=50000Bq/L

等です。今後、さらに調査が進めば全貌が分かるでしょう。

何故か原子力安全保安院の発表は、汚染のレベルを数字でなく、基準の倍率だけで云っています。何か魂胆があるのでしょうか。

海が汚染すると、プランクトンや海藻が汚染し、それを食べる魚が汚染します。

食物連鎖によって、海水濃度よりはるかに高濃度の汚染が魚介類に発生するでしょう。

 


 

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