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汚染魚と放水

 

(1)予想通り、魚の汚染が明らかになりました。

茨城県平潟漁協発表(4月4日)。北茨城市沖でとれた小女子(4月1日捕獲)から、1kg当たり4080Bqのヨウ素131検出。他にセシウム134が250Bq,セシウム137が197Bq検出。

また、鹿島市、日立市、高萩市などの沖でとれたヤナギカレイ、アナゴ、ヤリイカ、ヒラメ等からも、35〜13Bqのヨウ素131を検出。セシウムは不検出。

現在、魚の汚染基準はないため、政府はこれから基準を決める予定。

全てが後手に回っています。(4月4日共同通信)。

 

(2)東電が、とうとう大ぴらに放射能汚染水を海洋放出開始。4月4日午後7時放水を開始した。現在集中廃棄物処理施設に保管されている低レベル廃液1万トンと5,6号機のサブドレンピットと呼ばれる施設にたまっている、1150トン。

あわせて11500トンを海に放水している。理由は、高レベルの汚水が海に漏れている2号機の地下汚染水をくみ上げて、集中廃棄物処理施設にためるために、それを空にする必要から。また、安全に停止している、といっていた、5,6号機も地下水が侵入し、危険な状態に迫っているから、と。

「低レベル」の具体的な放射能濃度は公表なし。(東電4月4日プレスリリース)

 


 

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