食品安全情報:名古屋生活クラブ

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タンパク加水分解物

用語解説

タンパク質は20種類のアミノ酸(グルタミン酸、グリシン、アスパラギン酸、システィンなど)がつながってできています。

タンパク質の概略図

タンパク質は、塩酸、熱、酵素(トリプシン、ペプシン等)などで分解し、個々のアミノ酸になります。

タンパク質からアミノ酸への概略図

この時、塩酸(HCl)で分解すると、塩素(Cl)がくっつき、毒性のある物質ができてしまいます。これらの毒性には、突然変異を示す場合があります。

塩酸分解されたタンパク加水分解物の突然変異概略

名古屋生活クラブでは、タンパク加水分解物のうち、塩酸分解のものを、取扱い商品から、外しています。熱、酵素分解のものは、許容しています。

(伊澤)

(2012/06/25 掲載)