「コレステロールを下げる」ことを、うたい文句にしている植物油が増えています。
が、その実状は、
たいした効果もない油を、高く売りつけるメーカー、それを後押しする厚労省、科学に弱い、新し物好きの日本人の消費者。
日本の縮図を見る思いがします。
仮に、コレステロールが下がったとしても、大体1ケ月くらいで、それ以降は、体内で合成が高まってしまうことがほとんどだそうです。
安易に新規の食品に頼らずに、食生活そのものを見直すしか、道はないのです。
(伊澤)
※資料はすべて厚労省の審議会の議事録から採りました。
(2012/07/05 掲載)