植物ステロール配合のコレステロールを下げるマヨネーズ・・・と、されていますが、
(1)β-カロチンの血中濃度もいっしょに下げてしまいます。(同様に、脂溶性ビタミンの吸収に悪影響か?)
(2)「今の日本人の油脂の摂取量は、安全域の中にあるわけではなくて、かなりの人が、その安全域を越えています」
(3)「日常生活の上で、本当にこういうものが必要か、ということがいつも疑問に思うわけです。」
(4)「一点だけ、気掛かりなところがあるんですが、これは卵を使っていますね。卵だから、本来コレステロールが入っていますね。それで、植物ステロールの量について明示されているんですが、コレステロールについては、表になっていないんです。どうも、企業として、不正直じゃないかというのが、引っ掛かっているんです。」
(A〜Cは厚労省の議事録より)
植物ステロールは、コレステロールの吸収をさまたげることにより、コレステロールを下げる働きがありますが、短期的で、長期的には明らかではありません。コレステロールの吸収をさまたげる以外に、脂溶性ビタミン(ビタミンE、ビタミンA、β-カロチンなど)の吸収をさまたげる可能性も大です。
「脂溶性の貧血、体重増加低下、脾臓の肥大、赤血球の減少」が見られます。
「コレステロールを下げるかもしれないが、貧血になるかもしれない。」
(伊澤)
(2012/07/05 掲載)