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遺伝子組み換えナタネが港に生えている

調査報告です

遺伝子組み換えナタネが港に生えている

全国のナタネの荷揚げ港の周辺、運搬の道路沿いにこぼれた種が芽を出し、季節はずれにもかかわらず、花まで咲いているナタネもあります。僕も8月23日の月曜日に四日市港へ調査しに行って来ました。

ナタネを保管するサイロの回り、草剤をまいているのか、生えているのはナタネばかり(除草剤耐性だから)。

遺伝子組み換えなのか大豆まで生えています。そこから国道へ向かう道路、土のある植え込みにも何本もナタネが生えています。運ばれて行く先の製油工場にも生えています。

工場の人はなぜか草刈りをしています。

それにしても、製油工場の大きい事。

その大きい製油工場も「味の素」が買収してJオイルミルズという巨大製油会社になっています。外国から大量に輸入して、日本中に運ばれていく、ナタネ、安い価格で市場をせっけんしていく、そのなかで遺伝子組み換えのナタネが日本で自生していく。

なんだか、間違っている、と思いました。

(2004/01/01 掲載)