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カナダの遺伝子組換え小麦について

カナダの遺伝子組換え小麦について

カナダは、モンサント社の遺伝子組換え(GMO)小麦を危惧しています。理由は、在来の小麦が、GMO小麦に遺伝子汚染されてしまうことがわかったからです。その結果、コスト的に不利で、導入は得策ではない、と判断しているからです。

現在のカナダの小麦栽培は、モンサント社のラウンドアップを使っています。ラウンドアップを撒き続ける状況で、GMO小麦を栽培すると、GMO小麦の除草剤耐性遺伝子が、まず、野生の小麦に移行します。次に、在来の小麦に移行します。遺伝子汚染が進行していきます。そうすると、ラウンドアップ以外の除草剤も必要になり、コストが上がってしまうのです。実際、GMOナタネの栽培で、遺伝子汚染は、北米、ヨーロッパで広がってしまいました。

人間が、おろかな浅知恵で、金もうけを考えると、ろくなことになりません。

遺伝子汚染は現実です。

(2004/01/01 掲載)