多くの女性は、ガンや心臓病などの慢性病を、サプリメントが抑えてくれるという考えで、マルチビタミンを使っている。しかし、マルチビタミンの使用が乳ガンのリスクにどう影響するかは、はっきりしていない。
1997年、35329人のガンのない女性に質問表に、マルチビタミン使用について記入してもらった。
平均追跡期間9.5年間で、974人の女性が乳ガンと診断された。マルチビタミン使用は、統計的に有意に乳ガンのリスクを上昇させていた。(1.19倍)
他の研究では、1990年代の2つの大規模な、2つの実験が同じ結論に達した。
「高容量のベーターカロテンサプリメントは、喫煙者の肺ガンリスクを増加させる」
「3つ目の実験は、22000人の医者を調べたもので、それには、利点も害も検出されなかった」
AICR(アメリカ ガン研究協会)の専門家も同様な結論で
「高容量のベーターカロテンサプリメントは、喫煙者の肺ガンリスクを確実に増加させる」
今の時点では、AICR(アメリカ ガン研究協会)は、ガンを予防するためには、どんなサプリメントもおすすめしない。