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細胞分裂を阻害する殺菌剤ベノミル

皆さん、生物の授業で憶えていらっしゃるだろうか?
細胞分裂の際、染色体が並んだり、分かれていたり、これをしているのは微少管という細胞内の装置で、それはチューブリンという蛋白質が集まってできています。

で、こともあろうに、かんきつ類などの病気や保管(防カビ)に大量に使われているベノミル、この微少管に作用して、細胞分裂を阻害することがわかってきました。

で、カビに作用するなら、まだ許せるのですが、哺乳類のそれも脳の微少管に作用することもわかってきました。
この他にも、ベノミルは環境ホルモン作用(オスの精子の減少、メスの子宮の不完全化)なんて作用も、もっています。

こういう危ない農薬で、農業が全世界中で行われているのです。
このベノミルの作用を利用して「抗ガン薬に向いているかも」と書いてある論文もありましたが、ガンならともかく日常的にベノミルを摂取するのはごめんこうむりたいと思います。
名古屋生活クラブの生産者はベノミルを使っていません。

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