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「EU、トリのゲージ飼い禁止」…の意味するもの

EUは、トリをゲージで飼うことを2012年までに禁止する事を決定しました。

EUに加盟している諸国は、BSE(狂牛病)以来、食の安全性確保の重要性に気づき、 まず、畜産部門では、トリのゲージ飼いを禁止することを決めたのです。

日本では、肉骨粉の牛への禁止に動いただけ、とは、かなり違っています。

EUは、BSEの原因を、肉骨粉だけの問題ではなく、「畜産の工業化」の問題と捉えています。

「畜産動物が健康に暮らせてこそ、安全な食品になる」という事を 骨身にしみて、思いだしたのではないでしょうか。

畜産動物も、人間も動物です。嫌なことは同じです。

ゲージの中で身動きがとれない状態で卵を産むだけの存在、 こんな高いストレスに置かれて、健康でいられるはずはありません。

生活クラブのにわとりも、1坪弱で6羽、平飼いにしていますが、 それでも、外に出たくて、出たくて、しょうがないのです。

1週間に2回位外に出してやると、本当に飛んでまわっています。

土を足で掘って(餌探りという本能行動です)、畑の作物を台無しにしてしまうのですが、 とにかく、トリも、外が、自由が必要なのです。

これからの畜産は、トリの気持ち、になって、 トリが健康でいられることの重要性を認識していく必要があります。

このことは、トリだけでなく、畜産動物、全部に、それ以外にも、 野菜などの植物にも当てはまることです。

価格競争が、畜産の工業化をもたらし、動物の生理を考えもせずに畜産をすすめた結果がBSEだった、という反省を、EUの人達は持ち、まず手始めに、「トリのゲージ飼い禁止」から始めようとしています。

日本の消費者は、畜産動物の安全性という場合に、飼料(エサ)の事を一番重要だと 思っている人が多いと思いますが、実際には、飼い方、飼い主の愛情の方が重要だと、このごろつくづく思います。ヤギのねんねと3年暮らして、本当にそう思います。
 
生活クラブの畜産品でも、中洞さんのエコロジー牛乳、あすなろ牛乳、興農ファームの放牧豚、敷妙さんの有精卵は、特に、おすすめです。 

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