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カナダの遺伝子組み換え小麦について

カナダは、モンサント社の遺伝子組換え(GMO)小麦を危惧しています。

理由は、在来の小麦が、GMO小麦に遺伝子汚染されてしまうことがわかったからです。

その結果、コスト的に不利で、導入は得策ではない、と判断しているからです。

現在のカナダの小麦栽培は、モンサント社のラウンドアップを使っています。
ラウンドアップを撒き続ける状況で、GMO小麦を栽培すると、 GMO小麦の除草剤耐性遺伝子が、まず、野生の小麦に移行します。

次に、在来の小麦に移行します。遺伝子汚染が進行していきます。
そうすると、ラウンドアップ以外の除草剤も必要になり、コストが上がってしまうのです。

実際、GMOナタネの栽培で、遺伝子汚染は、北米、ヨーロッパで広がってしまいました。

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