HOME>食品安全情報> |
プリオン遺伝子の型によらず BSE感染はありうる |
◆ 論文で紹介します(翻訳:伊澤) ◆ |
Predicting susceptibility and incubation time
of human-to-human transmission of vCJD イギリス 動物保健研究所(国立クロイツフェルト・ヤコブ病かんし) |
1995〜2000年イギリスで切除された扁桃腺と虫垂のサンプル12674個のプリオン遺伝子にかんする最新の研究は、英国内でのBSE感染者数を100万人あたり237人と推計しています(5000万人の人口なら1万1850人)。この数字は、現状の変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)患者数162人を大きく越えることはないとする定説をはるかに上回ります。 |
◆ J.マンソンさんの論文からわかること ◆ |
プリオン遺伝子の型によらずBSE感染はありうる
BSEが種の壁を超えたのが、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)です。種の壁があるので、BSEはヒトには“感染しない”といわれていましたが、感染は起こりました。そして生じたのが「vCJD」です。 無数の潜伏患者がいるのではないか |
HOME>食品安全情報> |
|