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生涯発ガン‐歴史的な大規模プロジェクト‐
◆ 論文で紹介します(翻訳:伊澤) ◆
History and major projects, life-span carcinogenicity bioassay design, chemicals studied, and result.
生涯発ガン‐歴史的な大規模プロジェクト‐
Ramazzini Foundation Cancer Program

ラマツィーニ財団の研究は30年以上前から始まりました。
このプロジェクトは398の実験、200の物質、148000匹の動物を使い、それらの動物が自然死するまでを観察するという、今までにない大規模なプロジェクトです。
今までの研究で、47の物質が発ガン性のはっきりした証拠を示しました。


解説

公的機関も含め、多くの発ガン試験が行われ、その結果をもとに使用量、許可量などによって安全性が一応、保証されています。それらの実験は、ほとんどラットかマウスを使い、104週間で実験を終え、解剖し、発ガンがあるかないかを見るものです。
今回の実験は、104週まで(化学)物質の投与を続け、その後は自然死まで待ち、自然死後、解剖して、発ガンの有無を見るものです。


・ ベンゼンの場合
皮膚ガンが96週から見られる。
肝臓の血管肉腫は、128週以降に見られる。


 

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