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トマトの栽培方法とサルモネラ汚染 |
◆ 論文で紹介します(翻訳:伊澤) ◆ |
2008年6月7日 日本では…(名古屋生活クラブで扱っているベビーリーフ、つまみ菜、新芽類は全て土耕栽培です) 日本では、トマトの生食が原因と考えられるサルモネラ食中毒の報告はありません。 水耕栽培のトマトについてこんな論文もありますMicrobiological profile of greenhouses in a farm producing hydroponic tomatoes 水耕栽培で作られたトマトに見つかる細菌 Orozco L Autonoma 大学 メキシコ J Food Prot. 2008 Jan;71 C1):60-5 トマトも含めて、多くの生産物が食中毒の原因になっています。 室外(畑)で育てられた作物による食中毒も多く知られています。しかし、水耕栽培で作られた作物による食中毒は少ないと予想されています。 この研究ではメキシコの高度な衛生レベルにある水耕栽培で育てられたトマトと農場の備品のサルモネラや 大腸菌などを調査しました。 結果 水耕栽培以外で農作物のサルモネラ汚染原因としては名古屋生活クラブの生産者は水耕栽培ではなく、露地栽培や雨よけハウス栽培です。 市販のトマト(他の野菜も)はどのように栽培しているかを消費者は知ることができません。また、どんな肥料や水を使っているかについてもわかりません 。 名古屋生活クラブの野菜の良さは生産者との繋がりがあることによって、どんな栽培をしているかトレースできることです。 今後は生産者がどのような肥料や水を使っているかを詳しく確認し、サルモネラ食中毒対策をしていただくように生産者のみなさんと協力し、会員の皆様に随時ご報告していきたいと思います。 |
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