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れんげ畑ニュースNews

抗生物質の乱用で抗生物質耐性菌が・・・病気の時に抗生物質が効かなくなるかも・・・


黄色ブドウ球菌は人に皮膚表面、毛孔にいる常在細菌です。多くの人が保有しています。
健康な人では特に病気につながることはありませんが、免疫力が下がったり、傷口で広まったりすると、発病することがあります。特に病院内で免疫力のない患者さんが感染したときには、死につながることがあるのです。
黄色ブドウ球菌が抗生物質などに対して耐性をもったものをMRSAといいます。
健康な人の皮膚などにMRSAも健康な人の皮膚などにもいることがあると報告されています。
病院などでは、抗生物質の使用が多く、黄色ブドウ球菌の耐性菌が発見されることがあり、病院外へも広がっていることが問題になっています。。
病院内では、免疫力の落ちた患者さんがMRSAに感染したときに、抗生物質が効かないため、重症になったりひどいときは死にいたることもあります。

黄色ブドウ球菌に有効とされているのが、抗生物質バイコマイシンです。
バイコマイシンは、病院だけでなく、家畜の飼料添加物としても使用されています。抗生物質が効かなくなってしまう原因の一つに、家畜への飼料添加物としての抗生物質が関係しているのではないかと言われています。

アメリカ合衆国では、家畜では飼料添加物の成長促進剤の抗生物質アボパルシンが使用されていました。この耐性菌は、バイコマイシンに対しても耐性菌を持ってしまうことが分かっています。
バイコマイシンの耐性菌が健康な人、犬猫などのペット、下水道、スーパーマーケットの肉類からも検出されてしまいました。
いまではアポバルシンの使用は禁止されました。

EUでは、バージニアマイシンの飼料添加を禁止しています。また、EUでは成長促進を目的とした抗生物質の使用を禁止しています。
飼料添加物としては、バージニアマイシンは成長促進を目的とした抗生物質です。日本では使用が許可されています。

家畜の餌に抗生物質を使用しない肉を私たちが選ぶことで、抗生物質の使用が減り、耐性菌の広がりを押さえることができるのです。





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