危険性が指摘されているナノ製品について
ナノ粒子は、今では、いろんなものに利用されています。たとえばナノ銀イオンは、医薬品、ソックスや下着、寝巻き、スポーツウエア、シーツ、タオル、毛布、ナプキンなどの衣料品、冷蔵庫の病原菌増殖抑制、などなど。
ナノとは、大きさの単位で、、1ナノメートル = 0.000 000 001メートルの大きさになります。とても小さいものです。一般的には、1〜100ナノメートルまでをナノ物質とよんでいます。
これらは、髪の毛の100分の一の大きさで、細胞の中に入り込み、毒性をおこすのではないかと、欧州などを中心に、規制されようとしています。
神経毒性をおこし、パーキンソン病やアルツハイマー病のような神経変性疾の原因の一つではないかともいわれています。
海外の研究者によると、二酸化チタンなの粒子が妊娠マウスの胎盤を通過して胎児の脳を損傷したという実験結果も報告されています。
化粧品に使用されているナノ粒子は、TiO2 二酸化チタン。ニ酸化チタンはサイズが小さくなるほど毒性が増すと、海外の研究者たちは報告しています。
ナノ粒子は、リップスティック、ファンデーション、アンチエイジング製品に使用されています。
二酸化チタンは日焼け防止に。粒子を細かくして、量を増やすことでSP値を上げることが可能です。酸化アルミニウムなどは、小じわを隠すのに効果をしめすそうです。
知らない間に、ナノ製品は身近なものになっています。また、超微粒子であるので、アスベストと同じような、新たな公害を生み出すのではと、消費者団体などでは心配の声が上がっています。