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名古屋生活クラブれんげ畑営業所は無農薬・無化学肥料の農産物、安全な食品を宅配する会社です。

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れんげ畑ニュースNews

夏が近づいています。防虫剤・殺虫剤に注意しましょう!

窓に置くだけ、玄関に置くだけで虫が来ない、というタイプの虫除けがよく宣伝されています。
これらの主成分は、ピレスロイド系殺虫剤です。

除虫菊の花に含まれるピレトリン、虫が嫌がる天然の除虫効果のある成分で、れんげ畑でも販売されている、蚊取り線香などに使用されています。比較的人に優しいタイプです。
天然のピレトリン類似した構造が合成されるようになりました。天然のピレトリンに原子や分子をプラスしてさらに殺虫効果もあがるようになりました。これらは合成のピレスロイド系殺虫剤といいます。

合成のピレスロイド系殺虫剤は、虫に対して、神経毒性として作用します。人体にたいする急性中毒症状は、圧巻、嘔吐、下痢、頭痛、耳鳴りなどがみられ、重症になると、呼吸障害、ふるえを起こすことが報告されています。また、皮膚過敏過敏症、気管支喘息、鼻炎、結膜炎を起こすこともあとされています。

合成ピレスロイドは、環境ホルモンの疑いがあるものがあります。アメリカ化科学アカデミーは、ピレスロイド系化合物である、ペルメトリン、シペルメトリンが発がん性の高い農薬としてあげています。

ピレスロイド系には、たくさん種類があり、毒性もさまざまです。
新しく開発されたピレスロイド系の殺虫剤はまだ毒性がはっきり分かっていません。データーなどもありません。最近はこのタイプが家庭用に使用されています。

防虫剤で使用されている、ピレスロイド系フェノトリンの毒性データが少しありました。
それによると、この薬剤には環境ホルモンの疑いがあるということです。
合成ピレスロイド系のフェノトリンをかけられた男性が、乳房が膨らむという現象がみられたことが報告されているというのです。フェノトリンが男性ホルモンであるアンドロジェンの受容体に妨害作用したためと考えられています。

ピレスロイド系の毒性は、いろいろ言われていますが、新規で次々と開発されていくので、デメリットがどこまでわかっていて、どこまで使っている人につたわっているのかが疑問です。
基本的に、動物は体の仕組みが同じです。虫に毒性があるものは、人間に全く影響がないとはいえません。
夏の虫対策は大変ですが、できるだけ人に優しい製品をおすすめいたします。(農薬事典 参考)

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