ヨーロッパ食品安全庁(EFSA)のAFC委員会のコメントに対し、ソフリッティー(ラマツィーニ財団のアスパルテーム論文の責任者)は「委員会がこの研究の欠点と見なしている事そのものが、この研究の特色である点であり、プラスのことなのです。
例えばラマツィーニ財団の研究は生涯にわたる大規模実験ともいうべきもので、これは多くのげっ歯類を自然死するまでの生涯にわたってのものであり、自然死の後の組織を調べるというものです。
このラマツィーニ財団の方法は寿命の2/3位である110週間で殺して解剖する一般の方法と対照をなしている。ラマツィーニの方法は胎児から死にいたるまで産業や環境からの毒物にさらされ続けているヒトの条件を再現することである。
ヒトでガンの80%は55才以上で診断されるので、後期1/3の時にその物質がどういう風に作用するか知ることは、とっても重要なことである。
慢性的な気管支の炎症は自然死の中で一般的なことです。
さらに炎症は対照動物(アスパルテーム無投与)にも投与動物にも生じています。(発ガンの違いはある)
病理像に関して(EFSAが末梢神経腫瘍の診断は第3者にさせるべきだと言っていること)
(私達は)34000枚のスライドを外部に出しています。
以前のアスパルテーム発ガン性研究では、AFCはスライドを審査しなかった。
今回の実験の一番高い用量で、メスラットの25%がリンパ腫や白血病になったのに対し、対照(無投与)は8.7%だった。
(訳:解説 伊沢)
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