卵の温度管理について

一般的には保管の温度は常温だったり、冷蔵だったりと温度差が大きく、スーパーに売られている卵がどんな保管状況だった物かというのは消費者側では全くわかりません。

最高気温が25℃を超えるときはサルモネラ菌による食中毒の危険が高まることから、生産者のところから会員宅に届くまでの温度管理が重要と感じております。

とくに夏場、櫛田さんのところで産卵してから弊社に納品される間、温度が高い状態にあったこともあるだろうと推測しました。そこで25度以上を超えるような時季だけでもリスクを0に近づけるために、採卵頻度を上げ、冷蔵管理をして弊社に納品し、弊社内でも冷蔵管理の上、会員の皆様へお届けします。

また、櫛田さんの卵が汚れている物があるという声を聞くこともあり、まず汚卵の選別強化を依頼しました。さらにリユースタイプのトレーでなく、プラスチックのトレイにしようという判断になりました。

これは今後の会員さんからのご意見も参考にしたいと思いますので、ご意見をお待ちしております。

なお、プラスチックトレイについては回収を行いませんのでご了承ください。

長野県・伊豆さん、北海道・田村さんの平飼い卵については今のところ、サルモネラ菌によるリスクは低いと判断し、現在のところ今まで通りの温度管理および取り扱いとさせていただきます。

今後も海外の論文などの情報を集めて最新の情報をもとにより安全な卵をお届けできるよう努めて参りますので、名古屋生活クラブの卵を今後とも宜しくお願い致します。

(2011年5月2週)