国内産の意味合いを考えよう!

はと麦の場合、国内産収穫量は非常に少なく、値段が高いため、中国産、タイ産を使用した商品が多く流通しています。

表1は、国内流通食品のアフラトキシンの汚染実態調査の一部です。汚染が見られたものは全て輸入品です。はと麦は17検体中6検体も汚染が見られました。表2は実際の違反事例です。これは一部を抜き取り調査したものです。(表1.2とも厚生労働省ホームページより引用)

アフラトキシンはカビ毒で神経毒性や主に肝臓に害を与えると言われる最強の発がん物質の一つです。このカビ毒は東南アジアの土壌に多く、中国の肝臓ガンの原因の一つとして懸念されています。しかし気候状日本にアフラトキシンは存在しません。輸入品には自給率の低下、ポストハーベスト(収穫後に使用する農薬)の問題だけではなく、日本には存在しないカビ毒のリスクがあることも理解する必要があります

そんな視点から国内産を選ぶことは重要なんです。

表1

平成16〜18年度 国内流通食品のアフラトキシンの汚染実態調査結果

表2 輸入食品等の食品衛生法違反事例(平成22年4月分)

輸入食品等の食品衛生法違反事例(平成22年4月分)

(2011年5月3週)