興農ファームは工夫しています!
薬剤の使用を極力抑えて、
病気につよくて安全な牛豚を育てるために・・・

■初乳を飲ませて免疫力を高めます(アンガス牛・豚)

アンガス牛と豚では、赤ちゃんに初乳を飲ませます。初乳には赤ちゃん牛・豚の免疫力を高める成分がたくさん含まれています。

■えさにこだわっています(YBB牛・アンガス牛・豚)

北海道産のくず穀物やくずいも、甜菜かす(ビートパルプ)を中心に、安全性をチェックしたうえで、ありとあらゆる農業残渣を発酵させたえさと牧草を与えます。せんい質、炭水化物、微量ミネラルをバランスよく摂取できます。家畜はそれを、ゆっくり時間をかけて咀嚼し消化します。

■放牧します(アンガス牛・豚)

雪のない間は、すべての豚たちを放牧させます。放牧地の面積は0.5ヘクタール(50x100メートル)。1週間で牧草を食べつくすと、隣り合った別の草地に柵ごと移動します。アンガスは生後8ヶ月まで、四季を通して放牧しています。自由に運動させ、日の光を存分に浴びさせ、有用な土壌微生物を摂取させます。自由に大地を動き回ることでどっしり強い骨格が形成されます。せんい質とビタミンたっぷりの青草を食べることで、大きく健康な内臓が育ちます。

興農ファームの豚

■いのちの循環にこだわっています

北海道産のくず穀物を発酵させて飼料をつくり、広大な無農薬の草地で牧草をまかない、そこには豚やアンガス牛を放牧し、放牧を終えた肥料分たっぷりの裸地に野菜を植え、やがて再び草地にかえる…(下図参照)。この循環こそが、有機農業の豊かさであり強さです。

興農ファームの循環型畜産と有機農業

興農ファームの循環型畜産の概略図

(2011年5月4週)