斎藤牧場…命を感じる牧場
生きる力を与えてくれる牧場です

斎藤牧場の豊かな自然は、四季それぞれの美しさ、楽しさをもたらします。

春は桜やコブシが咲き、山菜の宝庫。夏には、川にホタルが飛び交います。

秋は美しい紅葉に彩られ、キノコやブドウなど自然の恵みが一杯。

斉藤さんは、牧場を市民に開放しています。

名古屋生活クラブのメンバーで牧場に行ったときも、みんなが力をもらったように思います。

大自然の中で牛や木々や野草の命を感じながら牛乳をいただきました。

今年はプライベートで行ってみようかなと画策中なんですが、

それくらい斉藤牧場というところは落ち着くし、自分を再生してくれるパワーがあるところなんです。

みなさんも行ってみるといいですよ。

牧草だけで育てているから乳量はすごく少なくて、

価格は高くなってしまうけど、伝えていく意味合いがある牛乳だと思います。

現在の日本の酪農は外国産の穀物に頼りきっていますが、

果たしてこれを国産と言っていいのか??

斎藤牧場の牛

普通は所属している酪農組合に牛乳を届けて、

生産者は販売から離れたところにいますが、

斉藤牧場は牧草の生産から牛乳の瓶詰めまで

行う一貫生産を行っています。

もちろん牧草は無農薬ですし、投薬もしません。

斉藤牧場のような牧場が日本中に広がっていくというのが

日本の酪農の未来に輝きをもたらすのではないでしょうか。

(もみのき・2011年6月1週)