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ファーストフードが身体に悪い訳

トランス酸の取材で、ファーストフード3社に電話でお話を聞きました。

結果は、

ミスタードーナツ :   硬化油使用 (トランス酸30〜40%)

ケンタッキー :   硬化油使用 (トランス酸50%)

マクドナルド :   硬化油使用 (トランス酸3.8%)

硬化油とは

どのメーカーも、


  • @アメリカで義務表示になること。
  • A心臓病などを増やすこと
  • B日本では、アメリカほどの使用量ではないので安全である、厚生省も認めている。

と、判で押したように同じ事(マーガリン協会など業界の言っている事)を言いました。

みんな知っています。なぜ硬化油を使っているかというと、硬化油で揚げた方が消費者が 「カリッと」感じるからだそうです。(普通の油だと、ベタッと感じる)

ここで考えてもらいたいのは、ファーストフードのあり方です。

ファーストフード=
  • @コストが安い。
  • A消費者の味覚に合う。
  • B大量生産できる。(簡単に作れる)

という事でしょう。

消費者にとって、一見「ありがたそう」なあり方ですが、 この中でおろそかにされているのは、「安全」ではないでしょうか。

アメリカで義務表示が始まる、いわゆる安全にケチがついている、硬化油(トランス酸) も、平気で使う。他にも、吉野家などが、平気でアメリカ産牛肉の輸入再開を求めています。

オーストラリア産牛肉は、脂肪が少なく牛丼には向かない、とも言っています。
「安全性」がおろそかにされている中で、「消費者を大事にしている」なんて大嘘です。

大事にしているのは、利益で、利益のために客が必要なだけです。
商売のあり方として、倫理感が欠如していて、表面的な「お客様扱い」は、洗練されています。

僕(伊澤)が電話で、「何の油使っていますか?」と聞いた時の返答は、どのメーカーも、「植物油です」との事でしたが、 これも偽りです。

もとは、植物油に違いないでしょうが、水素添加した油は、動物油そのものの 「飽和脂肪酸」+「トランス脂肪酸」に変わっているんです。

ファーストフードメーカーなど、今の、大手食品メーカーは、国民の健康は二の次、三の次で 本当の目的は利益だけです。「お客様扱い」されて、「安い」「おいしい」なんて、だまされているだけではないでしょうか?

ファーストフードが体に悪いのは、「安全」よりも「味覚」「コスト」を優先している必然です。

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